先日、歯石取りに来ていただいたワンちゃん。
歯石・口臭がひどく、歯も動揺している状態でした。
処置前の写真がこちらです。

奥歯の歯石が酷い状態。
左端に見えている大きな歯は、第四前臼歯で、ワンちゃんでは一番大きな歯です。
歯根、歯の根っこも三本あり、かなり深いために、この歯が悪くなると
眼のあたりまで腫れたり、液体が出てきたり(排膿)、問題を起こすことが多いです。
このワンちゃんもそうだったのですが、
根が深いために、歯石や歯肉炎がひどくなっても、ひとりでに抜けにくく、
それで余計に炎症がひどくなる、というような悪循環を起こしてしまうので、
歯石がひどくなり動揺してきてしまったら、手術にて取り除く必要が出てきます。
歯石を取り、動揺している歯を抜いた後の写真がこちらです。

この症例の場合は、幸い歯根部分に大きな穴が開いておらず、歯を取り除くだけで大丈夫でしたが、
穴が開いてしまっている場合は、穴を塞ぐ手術が必要になります。
歯の状態が悪くなると、必要な処置も手数が増えていき、ワンちゃんの負担も大きくなりますので、
定期的な歯石除去と、歯石をためないための日々のデンタルケアをお勧めします。
何か気になる点などありましたら、お気軽におたずねください。
獣医師 緒方

関連記事


    先日、歯石取りに来ていただいたワンちゃん。 歯石・口臭がひどく、歯も動揺している状態でした。 処置前の写真がこちらです。…


    先日うちの猫の「ふく」ちゃんに出勤していただき、ネブライザーの動作確認をしました! ふくちゃんは御歳10歳ですが、慢性的…


    以前、病院前に出来ていた、二つ目のツバメの巣。 卵を温めているような姿が見られていましたが、 先日、卵が孵化して、雛の姿…